ETCシステムとは

ETCシステムとは

○ETCとは

高速道路を利用する際には料金を支払う必要があります。従来では、料金所の隣に車を止め、窓を開き、財布から現金を取り出し、職員に手渡すという面倒な手続きが必要でした。しかし、ETC(Electronic Toll Collection System)の導入により、こうした一連の手続きを全て自動化することが可能になりました。

○ETCの過去と現在

ETCは1997年3月、小田原厚木道路の小田原料金所で試験運用が開始されました。この時は業務用車両のみを対象としており、一般車両は対象にはなっていませんでした。その後、試験運用などを重ね、2001年3月に千葉と沖縄で一般車両を対象とした運用が行われることになりました。ETCの全国的な運用が始まったのは2001年11月です。2004年3月には全国のほぼ全ての高速道路にETCを導入した料金所が設置されました。なお、二輪車は2006年11月からETCを利用することができるようになりました。

ETCには支払手続きを自動化できるという利便性がありますが、深夜割引や通勤割引をはじめとするさまざまな割引制度が導入されたことにより、利用者は急激に増加していきました。ETC利用車は2009年の段階で3000万台、2010年には4000万台を突破しています。これにより、渋滞の改善、排気ガスの低減といった環境改善効果も着実に上がっているようです。

○ETCの利用方法

ETCを利用するためには、まず『ETC車載器』を購入して車に設置します。そして、ETC車載器にETCの金融情報が登録された『ETCカード』を挿入すれば準備は完了です。この状態で高速道路の料金所を通過すれば、通過時にETC車載器が電波を受信して自動清算が行われるため、ノンストップで料金所を通過することができるようになります。

なお、料金所を通過する際には事故や電波の受信障害などを考慮し、時速20km以下での徐行が義務付けられているので、その点には注意しておきましょう。